越後湯沢で新幹線から特急に乗換えて、親不知子不知を通過中です。天気は小雨。日本海は穏やかなので、波にさらわれる心配はありません。
梅雨どきだけど、あまり蒸し暑くはないんですね。朝の東京で周りを見回したら、半袖は私だけでした。
ここ最近ずっと忙しかったので、今回の旅は全く下調べしてきてないんです。今夜は富山に泊まることだけ決めてるけど、あとは気分次第。行きあたりばったりの放浪です。
富山で車を借りた私は、中新川郡上市町へ向かうことにしました。こう書くとなんだか「ダーツの旅」か「田舎に泊まろう」か「家族に乾杯」みたいなノリですが、まあそんな感じだと思ってください。今までの旅の経験上、あちこち欲張りに走り回るより、エリアを限定してじっくり見るほうが満足度が高かったので敢えてピンポイントなんです。この街を選んだ理由は富山と言えば薬。富山の薬と言えばムヒ。ムヒは池田模範堂。池田模範堂があるのは上市町・・・という連想からなんです。ただそれだけ(笑)。
上市はやはり寂れ気味の町でした。今は全国どこでも同じですけどね。中心街唯一のショッピングセンター「カミール」は潰れ、商店街には活気がありません。駅にはテナントが歯抜けになった食堂街があり哀愁さえ漂います。駅の天井の配管の上に巣を作り、ツバメが我が物顔で子育てをしています。路線バスはとうの昔に廃止になり、町営バスが細々と走っています。
上市町を見ると決めたからには町内は一通り回りたいと思い、奥地の「馬場島」まで行ってみようと思ったのは失敗でした。中心街から20キロも走ったのに何にもないんだもん。帰りにニホンカモシカに会ったのは収穫と言えば収穫ですけどね。
富山の味覚と言えば「鱒の寿司」「白エビ」「ホタルイカ」しか思いつかなかった私は、どれも食べなくなかったので「つけめん」なんてものを夕食に食べました。テレビのローカルニュースで「明日の蜃気楼確率0%」と言ってます。残念。
【今日の一枚】
拡大写真 上市町馬場島へ行く途中の早月川の風景。晴れていれば剱岳とかが見えそうな方向です。